遠く離れても
思い出す風景ってありますよね
ここのところ しばらく
何と言って良いのか言葉が出て来ず
ニュースで流れる映像を
呆然と見ること数回
ノートルダムの火災は
まるで映画か何かの様でした
胸が締め付けられる
パリの中心、シテ島にあり
いつも観光客でいっぱいでした
学校へ通うバスの中から
友達と待ち合わせたカフェの席から
対岸の左岸から
セーヌ川に架かる橋の上から…
ありとあらゆる場所から
見るとはなしに見ていたノートルダム
あの燃え落ちる姿まで絵画のよう
不謹慎ですが
今は許して下さいね
またいつか きっといつか
パリの空に荘厳に戻って来てほしい
薔薇窓から差し込む光りと共に