今が旬の芍薬は
フランス語で「ピボワンヌ」
優雅な女性の名前のようです。
そういえば…
~立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花~
そんな言葉もありましたね。
日本画のモチーフとして目にすることも多く
和のイメージがあったお花ですが
パリの人達も大好き。
この頃になると灰色で重かった雲の間から
澄んだ真っ青の空が見え始めて
パリの街は陽射しがキラキラと明るくなります。
そんな初夏の季節は街中の人が機嫌よくて
今日は太陽がいっぱいだね!お天気だね!って
あっちもこっちも声をかける。
日本にいるとあたりまえだけど
青空が見えるって、本当に嬉しいんです。
陽射しをうけて咲くピボワンヌは
太陽の偉大さを教えてくれました。
対して、日本は初夏から梅雨の前
しっとりと穏やかな芍薬です。